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『 シリコンバレーから将棋を観る - 羽生善治と現代』 ガチンコ化していくインターネット

シリコンバレーから将棋を観る -羽生善治と現代
シリコンバレーの人が将棋を使ってITでどうこうというのを期待して、将棋好きの人が読んだらまあ面白かったらしいが、タイトルからすれば後半はちょっとつまらなかったそうだ。昼休みに借りて流し読みした。 羽生名人はヴィジョナリー、Googleは知識の雪ダルマといった語句が目に留まった。

ネットによる知のオープン化で将棋の世界もそこそこ強いというレベルの人が多くなったそうで、いわば高速道路の渋滞のようなものだそうだ。うまい例えだ。その渋滞を抜けたところにある「量が質に転化する」ときとは、というテーマに興味が沸いたのだが、後半にかけては将棋のコアな話になっていってしまった。将棋に特別な興味を持たない僕にはその美とか様式の話になるとついていけない。自転車なら大いに食いつくが、それはもう好き者の世界である。

著者は将棋を指さない将棋の好き者である。プロ棋士の勝負の指し手について語り合うのは、スポーツ観戦で大いに語り合うようなのと同じであるという。そういう意味では、羽生名人が定石化した序盤戦にガチンコ指し手を持ち込んだように、政治や経済や宗教といった大学の一般教養のようなテーマも「知のオープン化」によってもっと身近な話題になっていくのだろう。マスコミの定石化したような報道を受け取るばかりではなく、本来はそれらの分野こそ将棋やスポーツといったルールの中でのゲームではない、一番ガチンコな世界なのだから - 隣近所や会社の目を気にして角が立つことは嫌う日本人も、一方でとても祭り好きでもあるのだから、インターネットはますますガチンコ空間へとなっていくのである。
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笹部 政宏
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